出産した瞬間から、お母さんは赤ちゃんに寄り添い24時間育児をします。
トイレや水飲みは走って済ませます。
2週間して目が開くと、それは変化していきます。
「目が開いたわ。まずは一安心だわね」と、緊張感から解放されるのがわかります。
そこまでは命に直結した微妙な時期なのです。
3週間してフードを食べるようになると、赤ちゃんから離れるようになります。
時々戻ってはチェックしの繰り返し。
そんなにサボって、ちゃんと子育てしなくて大丈夫? と思ってしまいますが、お母さんは把握してるんですよね。
ピッタリ寄り添わないといけない段階、離れて見守る段階。
初産女子であっても、ほんとによく知っています。
カレンダーを見ているかのように毎回日取りも同じに子育ては進みます。
それは赤ちゃんたちも同じです。
うっかり忘れたり、遅れたりせず、毎日の成長目標をクリヤーしていきます。
ほんとに、ほんとに彼らはすごい。
最初から備わっていて、知っていて、間違いなくこなしていきます。
それをわたしたちは、彼女らがどう産み育ててくれたかも知らずに、途中から横取りし、高等な人間様だと勘違いし、躾、躾など言うのですよ。
知らなくてはならないのはわたしたちなのだと気がつかないといけません。