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ブラック(黒色)
シール(焦茶色)
ブルー(灰色)
フォーン(ベージュ色)
レッド(赤茶色)
みなさんご存知のイタグレカラーです。
これはアメリカタイプの色です。


ブラック(黒色)
グレー(灰色)
イザベラ(茶系)
これはヨーロッパタイプの色です。
茶系は総じてイザベラです。
ヨーロッパでレッド(シール含む)は好まれない色とのことで、レッドが出ないように作り上げられてきました。
なのでヨーロッパ100%のレッドが欲しいと探してもまず出ません。


日本にいるイタグレの八割、九割がアメリカタイプで、大多数が白が入っています。

ヨーロピアンはソリッドです。
ソリッドは単色をさします。
単色とは白い柄が入っていない、一色という意味です。
胸元と指先の小さい白は許容されています。


みなさん何色が欲しいとおっしゃいながら、「血統なんかどうでもいい」とも言います。
これは矛盾した話です。
色柄は血統です。
求めている理想をどう出すかが血統でわたしの仕事です。


わたしはガッツリ白が入ったデーハーなアメリカンが好きですが、現在のイタグレのスタンダードはソリッドとされています。
スタンダードとは、血統書つきの犬に決められている犬種標準というお約束事です。
なんと申しましょう...熱狂的?な人は「ソリッドじゃなければイタグレじゃないから!」みたいなツン抜けた言い方になっちゃったりしちゃったりするわけですよ。

でもね、何色であってもかわいい我が子なのは確かなので、ご安心ください。


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血統証

 

 

先の投稿で、レッドブリンドルやブラックブリンドルと記載しましたら、違いを質問いただきました。

繁殖者が申請用紙に記入した通りの血統書ができてきます。
ある人はレッドに見えても、わたしがフォーンに見えればそのように申請しますよね。
そう、色は申請者のフィーリングもあるってわけです!

ブラックかシール(焦げ茶)かはけっこう悩みます。
どう見てもブラック(真っ黒)でしょってワンちゃんの飼い主さんが「血統書にシールって書いてあるのでうちの子はシールです」とおっしゃることがあるのですが、色の誤差はそういったことで発生します。
書き換えてももらえますが、成長とともに色は変わりますしね。
そんなことで、うちはオーナー様が決まっている場合は、「これでいかがですか?」と確認しています。

ま、ブリンドルとだけ提出すればそれでいいんですが、なんかカッチョ良くしたいじゃないですか(笑)。

レッドブリンドル&ホワイトマーキング

フォーンブリンドル&ブラックマスク

みたいに申請しています。


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音声ガイド

 

 

美術館や博物館で音声ガイド(録音機械)を借りますか?
日本人は無形にお金を払う習慣がないので、借りる人は少ないかもしれませんね。

でも、音声ガイドはあった方が100倍楽しめますよ!

見るだけでは分からない情報を知ることができます。
隠された本当の意味などはガイド無しには知り得ません。
ポイントが分かり、見ておくべき部分の見逃しを防げます。
すべての画家に人生があり、ドラマがあります。
ストーリーや心情を知ると様々な感情がわいてきて、好きな絵や画家を見つけられます。

「初心者でも楽しめる」

わたし自身はウィペットとイタグレの音声ガイドになろうと思っています。
見えていても気づかない部分を、「ほら、ここよ」と伝えると「ぬぉぉぉー!」とみなさんなります(笑)。
とっかかりがあると、そこから話題も疑問も増えます。
もっと深く愛せたり、違う角度から興味がわいたり、自分の好みを知ったり、がぜん楽しみが増えます。

音声ガイドの音声ガイドでした(笑)。


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スタンダード

 

 

血統書つきの犬にはその犬種の理想とされる姿、性質が決められています。
繁殖指針とする犬種標準(スタンダード)です。

イタグレもサイズや色、あるべき姿がスタンダードとして定められています。

サイズは地面からキ高が32センチから38センチ
体重は3.5以上、5キロ以下

これはあくまで理想とする大きさです。

それ以外にも頭部の形、目の形、鼻の色、鼻筋の形、脚の形、肩胛骨の角度、指の形、歯のかみ合わせ、あらゆる部位に大して事細かく理想があります。

パーフェクトの犬はいないので、それに近い子が生まれるように繁殖するのがブリーダーです。
イタグレの雌にイタグレの雄をかければ子どもはイタグレです。
しかし、健康でイタグレらしいイタグレを繁殖するにはスタンダードをよく知り、健康な家系を選び、環境を考えて繁殖しなくてはなりません。

たくさんのイタグレを見て、その違いを見る目を養い、ご自身のワンちゃんの良いところ悪いところを客観的に判断できるようになりましょう。

もし自分のワンコに欠点があっても気にすることはありません。
可愛いことに変わりはありませんから!


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今の段階ではそれでいい

 

パーソナルトレーナーに言われたことがあります。

「今の段階ではそれでいい」

この一言、ものすごく奥が深いです。

すぐできることもあるけど、体のことはコツコツ積み重ねた先の先にあることばかりです。
でも人って先を急ぎたいし、結果を欲し、答えを知りたいものなのね。

山の裾野にいるときはせいぜい2キロ先の話しか理解できっこありません。
頂上の景色を聞いたってわからないんです。
自分の足で一歩いっぽ進み見る景色の先に頂上はあります。

裾野の人、半ばの人、頂上手前の人。
人のレベルやステージはいろいろです。

だからね、「犬の躾」をググっても、それは全員に、そしてその時のレベルには当てはまりません。
ビギナーさんには中級者向けの説明は合わないのです。
わたしたちもワンコも生き物で、流動的ですしね。
「ネットに書いてあるのは本当?」と質問されますが、間違えではないけど、正しくもないという事になります。

「今はビギナーでも、この子と一緒に景色を見ていきたい!」
その情熱に勝るものはないとわたしは思っています。
「うちの子ダメなんです」と犬のせいにするのではなく、なぜうまくいかないのか、どうすれば伝わるのか自分を省みる。

先を急ぐな、次の一歩のために今いる地面を踏みしめろ。
今の段階では、それでいいの。
今を丁寧に過ごす先に次のステージはあるから。


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無知は残酷

 

 

十年ほど前、イタグレを飼っている女性がサイトを見て電話をかけていらっしゃいました。
一人暮らしの彼女は癌になってしまったそうで、イタグレをもらってくれる人を紹介して欲しいとのお話でした。
見ず知らずのわたしに頼るほど困っていたわけです。
犬なんか飼っている場合ではない ! とパニックでした。
間をあけず翌日電話しましたが、「もう買ってもらった、もういない」とのことでした。
電話帳で引き取り屋を見つけ、数万円を支払い引き取ってもらった、きっといい人に飼ってもらえるだろうとおっしゃっていました。

...無知は残酷です。

知り合いにも癌や病を患っている人はたくさんいます。
犬がいるからこそがんばれるとおっしゃる人もいれば、逆に負担になる人もいます。

ファミリーが大勢いるippuku犬舎は、親戚宅をお泊りしながら飼い主の退院を待てます。
知らないところに手放す選択はわたし達にはありません。
「人も犬も一人ではない」も、ブリーダーから迎えるメリットとの一つで、わたしがブリーダーをしている理由でもあります。


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品がない

 

 

ワンコ障害物ゲームみたいなテレビ番組を見ました。
人に話しかけられたり、ボールが転がってきたり、牛肉が置いてあったりと、いろんなトラップ、誘惑を振り切って、きちんと飼い主の横について歩けるかを試していました。

...なんて下品な催しでしょう。

お肉が置いてあったら食べますよ。
うちはテーブルに置いてもかってに食べないけど、それは食べないでねとお願いすることで、食べるか試すゲームなんかしません。
食べたいだろうに、食べないでくれてありがとうねですよ。

わたしたちだって、誰かに何かを仕掛けられて、知らないうちに試されるなんて嫌でしょう。
「ペットじゃありません。家族です!」とか言いながら、犬(家族)に肉を試すゲームっていったいなんだろう。
言ってることと、やってることが違うでしょう。
大きな巨人に自分がもてあそばれ、試されるところを想像して欲しい。
そんなの悲しくないか?

品がなさすぎる。


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飼い主

 

 

もう20年も前のこと。
動物病院の待合室で聞いた話です。

「お母さんが散歩させられちゃダメでしょ! なんのためにリードがついてるの!」

受診していたのは、目を怪我したワンちゃんでした。
草むらに顔を入れて、枝で目を突いてしまったのです。

毒だんごを仕込むバカも世の中にはいるし、見えない草むらに顔を突っ込ませてはいけないとの先生のお話でした。

「なんのためにリードがついてるの!」

この言葉はわたしにズバッと届きました。
犬の自由にさせないとかわいそうとのお気持ちもわかるのですが、もし危険な目にあったら? もっとかわいそうですよね。
大切な我が子をリードでリードしてあげる。
制御も愛情です。

ワンちゃんに散歩させられない、飼い主主導の散歩の大切さ。

 

 


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ありがとう

 

 

十数年前のイタグレ社交界はすごい厳しくて、犬友さん達と過ごす時間は緊張しきりでした。
家庭の躾ではなく、お教室でもなく、訓練所でがんばっている人たちもいました。

静かに待てなかったらどうしよう。
集合写真でチャカついたらどうしよう。
人間のベンチに乗っちゃったらどうしよう。

あー、うちの子だけできなかったらどうしよう!

きっと注意される。
わたしの躾が悪いと書かれる。
ううううー、自信ないー。
無理ー。

厳しかったけど、正しい知識を伝承してもらいました。
それは今でもわたしやうちの子たちの財産になっていて、感謝してます。
 


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コンセプト

 

 

いつもありがとうございます。
ippukuです。

ブリーダーはいろんな思いをそれぞれ持っています。
わたしのコンセプトは「健康で飼いやすい子犬をお渡しする」です。

日本のペット産業は健康な両親犬から繁殖せず、購入者もなぜかそれを気にしません。
病気のある両親から、病気の子どもを産ませるのは当たり前ではないと、ワンちゃんを迎える人たちが気づかないと、かわいそうな犬は増える一方です。
そして、あまりにも早く親兄弟から離しすぎるため、精神的にも未熟な子がとても多いです。

千葉県にある実店舗には、持病がある、噛む、手こずって大変とおっしゃる方々が大勢いらっしゃいます。
暴れて噛んで、服や首輪の試着ができない子も少なくありません。
わざわざお運びくださる方々は真面目な飼い主さんですが、飼いきれずに手放す人たちも世の中にはいます。
保護犬ちゃんを迎えるよりも先に、まず放棄される犬を減らすのがわたしの仕事と認識しています。

健康な両親から生まれ、たくさん母乳を飲み、成犬や兄弟たちと勉強し、心も体も成長したた子犬であれば、新しいお家に行ってすぐ家族になれます。
わたしはそういった子犬を育て、みなさんにお渡しし、飼いやすさを実感していただきたいと思っています。

 

「生後60日ルール」

この間に犬同士勉強し合わないと、まるでドアが閉じるように、その後は社会勉強できなくなります。
飼い主さんがいくら頑張っても教えきれないのは、この生態があるからです。

年内、イタグレ一回、ウィペット一回、出産予定があります。

お声かけください。

 

 

 

 

 

 


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