2014122_1363380.jpg
Categories
Archives
Entries
Ccomments
Links
Profile
Others
Search
comments(0) / trackbacks(0) [わたしの日記]
生と死

 

 

計量スプーンとスポイトをしまいました。

 

今回の出産、うまく育たない子がいて、いつ頭数が減るか心労からのスタートでした。
聞かれても頭数を言えず、写真も撮れず苦渋でした。

 

一頭だけ箱に入れて、タオルでくるんでアンカであたためました。
夫婦で二時間おきにスポイトで粉ミルクを与え続ける寝ずの子育てでした。
たった10ミリが飲めなくて口に押し込み、それがやっと20ミリになり。
パイパイ吸えず、哺乳瓶で練習をさせました。
動物園の飼育員さんみたいですね!

 

2週間近くたち、小箱から産箱に戻す時、幼稚園の柱の影からこっそり見守る母の心境でした。
ちっちゃくても、みんなと一緒に行動する姿を見て、「やればできる、やらせればできるんだ」と教わり感動しました。
気を確かに持つのはわたしの方で、親より子どものほうがよほどしっかりしています。

 

何日も220グラムから増えず、必死で粉ミルクをあげて、今は800グラムになりました。
粉ミルクを卒業し、みんなとフードを食べて、みんなとともに行動しています。
No.5も800グラム台なので、だいぶ追いついてきました。
小さいがゆえに身軽で、一番最初に産箱から脱出!
生まれたてのウミガメみたいに、ピョコピョコ元気に歩いてかわいいです。

 

獣医師歴40年、イタグレブリーダー歴25年の師匠に言われました。
「今までの出産が順風満帆だっただけ。育たない子を育て上げるのがうまいブリーダー」
必死に命を守っているだけでわからないけど、やれたのかなと自分を評価しています。
次はもっと上手くやれるはず、、、生きものに同じケースはないんだけどね(笑)。
次回は7回目の子育て、11回目の産婆となります(まだまだですね)が、量より質と思っています。

 

わたしたちは生と死をいつも併せ持っています。
その振り幅の大小なだけで、いまこうしているわたしもそのセットを持っています。
そんな当たり前のことを犬たちは教えてくれます。
毎回わんこたちを育てながら、毎回わんこたちに育ててもらっています。
人間の小ささ、人間の狭さ、人間の思慮の浅さ、人間の狡猾さを。

 

 


comments(0) / trackbacks(0) [わたしの日記]
無題

 

 

口頭ではよくお話させていただくのですが、記事にするのは初めてかと思います。

 

30年以上前かもしれません。
大竹しのぶさん主演の、未熟児のドラマを記憶しています。

 

母親は40歳くらい。
30年前のことですから、超高齢出産です。
早産の赤ちゃんは700グラムくらいでした。
内容はあまり覚えていませんが、強烈に印象に残っていることがあります。

 

「おめでとう! 男の子? 女の子? 何グラムだったの?」

 

みんなみんな、みんなそう声をかけます。
超未熟児で失意の底にいる母親が、「なんでみんな何グラムって聞くのよ!」と泣き叫ぶシーンを忘れません。
グラム数を聞く必要があるの? と。

 

なにせ大竹しのぶの迫真の演技です!
当時まだ未成年だったかもしれないわたしは、「何グラムと聞いたらいけない」とインプットされました。

 

ここからは頻繁に記事にしていますが、「小さい」を気にするのが母親です。
それはわんこも同じです。
「小さいと言われた」と泣きながら来店する飼い主さんは一人二人ではありません。
小さいは言わないようにしましょうねと発信し続けています。

 

それと似たようなことで、出産頭数をさぐられるのも辛い時があります。
現代は不幸も一瞬で全世界にばらまかれます。
わたしは我慢すればいいだけですが、子犬の名誉に関わります。
命がけで出産する純真無垢な母犬を守ってやるのもわたしの仕事です。

 

 


comments(0) / trackbacks(0) [わたしの日記]
想像を超える明日

 

 

考え方の一つとして、わたしは多頭は異性の組み合わせが飼いやすいと思い、お客様にもそうお話ししています。
ワンコの場合、女子のワガママを男子がすべて我慢してくれますから。
人間と違うところですね(笑)。

 

昨年の出産からすぐ、予約いただいていたWさんとKさんが赤ちゃんの面会に来ました。
男子の先住犬がいるKさんには以前から女の子をオススメしていました。

 

さぁ、2頭の赤ちゃん、それぞれどちらを選びますか?

 

Wさんが「Kさんはどちらにしますか?」と言いました。
自然とKさんは「女の子」と返答し、続けてWさんは「男の子」と言いました。
わたしはうまくおさまってよかったと内心ホッとしました。

 

後日、Wさんがおっしゃいました。

「わたしはどちらでもよかったので、Kさんに先に選んでもらいました(ニコニコ)」

くぅ、かないません。

 

KさんもWさんも同じ釜の飯、両家両犬ともに我が子のようにかわいがってくださっています。
ワンコってすごい縁や学びを運んできてくれますね。
わたしにまだまだぜんぜん小さいぞと教えてくれます。

想像を超える明日が待っています。

 

 


comments(0) / trackbacks(0) [わたしの日記]
同じように

 

 

男の子かな、女の子かな。

 

「わたしは女の子が欲しいわ」
「ぼくは男の子がいいな」

 

大きなお腹をなでながら、楽しみにお話しします。

 

人間の話だと思いましたか?
犬の話だと思いましたか?
両方だと思いましたか?

わたしは両方同じであって欲しいと思います。

 

人間の赤ちゃんを、女の子だからいらない、男の子だからいらない、毛の色が気に入らないからいらない、毛量が少ないからいらない、顔が気に入らないからいらないとはなりません。

命がけで赤ちゃんを生むのは、すべてのお母さん共通です。
楽しみに待つのも、全てを受け入れ家族で歩んでいくのも共通になればいいなと思います。

 

 

写真はサム、シェリ。

 

 


comments(0) / trackbacks(0) [わたしの日記]
どきどき

 

 

30日、うちに新しいメンバーが増えます。

夜にお迎えに行きます。

 

名前は「Tem」の予定です。

てんちゃんです。

 

 


comments(0) / trackbacks(0) [わたしの日記]
体と心

 

 

仰向けに寝転がってみてください。
あぐらをかいて膝の上に手を置いてみてください。

手のひらはどちらを向きましたか?
上ですか? 
下ですか?

 

本来なら体の構造上手のひらは上に向きます。
でも現代はスマホやパソコン、ゲームなどにより、腕を内旋させる動きが多いので、自然と下向きになる人が増えています。
ようは腕がねじれているわけですね。
猫背や巻き肩、ストレートネックの原因の一つです。

腕の開きは心とも密接しています。
手のひら上は外向的、下は内向的になります。
下向き猫背で明るくコンニチハ! とはなりませんものね。
下は抵抗の表れでもあるので、無意識のうちに鬱憤を増やします。

自分が気づかないだけで、体は繊細で正直です。
こういうサインを見逃さないように過ごすのは重要です。
手のひら下向きで体は解放さず、したがって心も解放されません。
こんなことでも知らず知らずのうちに日々の疲れはたまっていきます。

 

 

なんて神秘的なのでしょう!

 

 


comments(0) / trackbacks(0) [わたしの日記]
わたし

 

実は、

 

わたしは、

 

女です(笑)。

 

 

つい先日、同日二人の人から、男だと思っていたと言われました(笑)。

「他にも男性だと思っている人いますよ」って。

 

画面から男らしさが伝わってくるんだそうです(笑)。

 

 


comments(0) / trackbacks(0) [わたしの日記]
一年生

 

 

犬は15年くらい生きます。
ippukuも開店してそれと同じくらいの年数になり、当初のわんちゃんが他界するころとなりました。

 

店を始めて少ししたころでした。
「犬は15年は生きるんですよ! すぐにやめられたら困るんですからねっ!」と、いきなり怒られたことがありました。
誰だかも知らない人から、そんなこと余計なお世話です(笑)。
言われなくたって、最低でも一生を見なきゃ何もわからないじゃないの。

 

衣食住は生活に密着しているので、服だけでなく、生活全般総合的にお客様と接する方が自然ですし、お話も仕事もしやすいです。
そのようなことで数年前から子犬のご紹介にも至りました。

16歳の老犬を連れたイタ友が「あまり先は長くないのにね」と言いながら服を注文くれました。


その親心がわかるようになれてよかった。
老犬や空に帰った犬たちに育ててもらい、十数年たってやっとスタートラインに立てた気分です。


comments(0) / trackbacks(0) [わたしの日記]

 

 

なんていうのかな…わたしは罫のない紙を評価するような人間なんです。
要するに、個性とか自由とかそういうものに重きを置くというか…そういうものを評価する傾向が強いのです。

 

でも今年は罫線がなくても見えない罫線にこだわるようにしてみました。
しかし、でもそれがほんとうに苦しい。
罫線がある方が書きやすいに決まっているのに、なのに、わたしにはほんとにそれが難しい。

 

人は真っ白なページも罫線のページも両方必要なはずです。
その時の気分や使う用途など、上手く使い分けられたら広がりが出る。
それはきっと自分だけでなく他者ともつながれ、他者と他者をつなぐことができる…そんな資質だと思うから。

 

なのにわたしは人ができることができなくて、逆に人ができないことができる。

その距離が縮まらない。
コンプレックスの一つです。


comments(0) / trackbacks(0) [わたしの日記]
ワンチャンにわたしを感じてもらう

 

 

 

「いらっしゃいませーー!💕 きゃー、かわいいイタグレちゃんですねっ❤ いい子、いい子、わしゃわしゃー😍」

 

って、わたししません。
逆に、低ーい感じでお迎えしています。
ワンチャンは見ないようにし、近寄らないようにもします。
ワンチャンからわたしに目を合わせてくるまでは、目はぜったい見ません。
知らんぷりしていると、少しずつ近寄ってきて鼻先でツンツンしてくれます♪
それからでないと挨拶もしないし触わりもしません。
(孫たちが来ても)

 

「ここはドコ? この人どんな人? 大丈夫そうかな」

 

ワンチャンにわたしを感じてもらうのが先です。
わたしが先に行くのはもう絶対ダメ。
わたしに触るのはワンちゃんで、わたしはワンちゃんを必要以上に触りません。

 

すぐに採寸、試着の方には、「場所の確認するまで好きにさせてあげてください」と申し上げています。
知らないところに来て、知らない人にいきなり触られ、みんなに押さえつけられて、得体の知らない物(メジャー)をふりかざされる。
もし自分がされたら? 恐ろしいですよね!

 

無愛想だは、測ってくれないは、感じ悪って思われているのは知っています。
でもお帰りの時間にはわたしとワンチャンの間に信頼関係ができるのがおわかりいただけると思います。

まずは場所や雰囲気に慣れてもらってからなので、わたしの接客はめっちゃ長です。
そっと静かに、ゆっくり時間をかけて、ワンチャンを尊重する接客を心掛けております。
なので飼い主様におろそかになりますことをおわびいたします。

 

 

 

 


| 1/79PAGES | >>