好みや興味の対象とゆうのは人それぞれです。
興味を持てないもののひとつにマラソンがありました。
もちろん自分が走るのなんて以ての外。
TVで観ていても、のんびりたんたんとただ走っているようにしか感じることしかできませんでした。
だから、マラソン中継なんてつまんな〜いと思っていたのです。
でも、この間のお正月に──何マラソンだったかは記憶にないのですが(^^; ──国立競技場がゴールのレースをTVで観ました。
初めて食い入るように観ました。
その時のコースは事務所の近辺で、あそこからあそこまでの距離というのがはっきり分かる場所だっからです。
1時間くらいかけてぷらぷら歩ける距離。
自転で15分の距離。
自転車じゃちょっとなぁ〜、原チャリがあったらいいのになぁ〜 の距離。
バスで行く距離。
どんなシーンの自分に置き換えても、マラソンっていうのは「こりゃすげーや!!!!!」のスピードで走ってるんだと実感できました。
「あ、ここここ! いつもお弁当買ってるとこ! ほら、ここ、行ったことあるじゃん!」とか言ってるうちに景色はどんどん飛んでしまいました。
ふつー、電車で行くとこなのにあっと言う間に国立についちゃってて、そりゃもうびっくりしました。
言い方悪いんですが、「こいつらばけもんだぜ!」くらいに超実感できました。
今ごろ言ってんじゃないって! って感じだとは思うんですが、ぜんぜんのんびりなんかじゃないんですね、と恥ずかしながら知りました・・・(^^; はい。
この間の東京マラソンでも同じような感覚がありました。
線路で繋がっている場所と場所があっと言う間に飛んでいきました。
わかりやすいのが、浅草と銀座という地名。
ここは普通「銀座線」という地下鉄で移動します。まさしくそれこそが銀座線でしょ、というくらいに(笑)。
興味の持てないことも、ある時上手い具合に身近なものに変換できた時、ガツン! ときますね。
すっごい嫌いだった、まったくといっていいほど興味がなかったという方が、逆にすごい反動で吸い付けられます。
そりゃもう、きゃーきゃーでマジマジマジっ!? もんです(笑)。
その方面に強い人に、ちょっとした機微をレクチャーしてもらえるといいですね。
聞こえていても入り込んでこない時期はたくさんありますから、なんとなくガツンとした出会いを楽しみに待ちたいと思います。