名誉と神名はちょっとかわってるんだろうか。
いつも抱き合いぴとぴとくっつき、なめなめしあっている。
こんなにでろでろのお母さんをし続けるとは想像していなかった。
その間遊姫はいつもひとり。
遊姫はいつもひとり、ひとり、ひとり。。。
遊姫の大好きな名誉おねえちゃんはもういない。
名遊パパもわたしもだいぶ気遣って、ゆうちゃんゆうちゃんとひとりぼっちにならないようにしている。
神名は遊姫に一目置いていて、仲良く遊んでもらいながらも「おねーちゃんはこわい」とどこか気を使ってもいる。
遊姫が寄って来たらぱっとどいて場所を譲ったり、怒られる前にお腹見せとこう……とぽんぽんみせみせして下っ端的行動をする。
それが名誉に対してはそうゆう気遣いはまったくない。
名誉も情けないくらい今時のおかあさんで、噛まれたりしても「だめよ〜」ていどしか神名に怒らない。
子どもに噛まれて「ヒ〜っ!」と情けない声で泣いている母……なんだってかんだって神名のことは許しちゃう。
名誉はほんとうのところ神名にじゃれられるのが嬉しいんだろう。
おふとんからちょこんと頭を出して寝ている親子。
めくってみると、ちゃんと抱き合っている。
いやらすぃ。