20090831
鵜匠
今月初めに遊姫と神名がお腹をこわしたとき、病院で腸管アシスト(処方食)のサンプルをいただきました。
ふたりとも気に入ったようだし、それを食べさせた方が安心なので大きな袋を取り寄せました。
お腹がゆるゆるなときは食欲旺盛でも少なめしか与えられませんでしたが、回復した今はいっぱい食べられるようになりました。
4キロを下回ってしまったし、お腹が許すなら定量より多めに食べてもかまいません。
好きなだけくえぇ〜〜 といっぱいあげられるようになった日、神名は5秒でザザ〜っと一気に丸飲みし、5秒後にグェ〜っとまるまるそのまんま吐き出しました(笑)。
少なめだったときには気にならなかったんですが、粒がけっこう大きめなんですね。
遊姫は1粒ずつ15分くらいかけてちみちみ食べるのでつかえることはありませんが、早食いの神名は喉につまらせたようです。
その次からせっせせっせと1粒ずつ手から食べさせることにしました(笑)。
パクっゴクっ、パクっゴクっとわんこそば(しゃれぢゃなく)のようにすごいスピードです。
「かんちゃんよく噛んでよ」なんて言っていたら、異変に気づきました。
神名の首がすごく太くなっていたのです!
触ってみたらごろごろのかっちかっちです。
神名は舌先で飲み込んでいるだけで、ちゃんとごっくんと大きく飲み込んでいないのです。
フードが全部喉にたまってしまい、まるで鵜飼の鵜の首のように膨らんでしまいます。
名誉のような短首じゃわからないかもしれませんが(笑)、ろくろ首な神名はフードの形状まではっきりと見えるほどです。
8粒も与えると喉がぷくっとなるので、わたしの手を舐めさせてごっくんと大きく飲み込ませます。
すると喉にあった塊がぐぐぅ〜っと食道におちていきます。
それを見るのがおもろくておもろくて、毎度手で食べさせています(笑)。
イタグレはよく二足歩行をします。
前足をばたつかせて細長い首を伸ばしている姿を「鵜飼」と表現して笑ったりしますが、神名はほんとうに漁に出られそうです(笑)。