『ガッチャマン』の再放送を全編録画しました!
やっぱりコンドルのジョーはいいっすよ(笑)。
子どものころ熱心に見ていたのですが、ジョーの生い立ちと最期を再確認したくって。
大人になって改めて見てみると、子ども向け番組なのにけっこう重い話でした。
ヒーローが敵をやっつけるってだけかと思いきや、子どもには理解できなさそうな人生訓や難しいテーマがたくさん盛り込まれています。
目の前の敵はたおしてもギャラクターを絶滅したわけではないので、また来週、また来週といつまでたってもハッピーエンドはやってきません。
切ないし、哀しいし、これのどこをわたしは楽しんでいたんだろう? って(笑)。
妖怪人間ベム、タイガーマスク、明日のジョーなども暗くて重かったです。
いったい大人は何を考えてあんなTV番組を子ども向けに作ってたんでしょうね。
子どもの頃あのシュールな教訓の数々を理解する能力があったとは思えないんですが、みんな何が楽しくて見てたんでしょうね。
でもそんな子ども用のツボが見当たらないようなものでも、子どもたちは何かを感じてちゃんと楽しんでたんですよ。
大人のような理解の仕方はできなくても、子どもなりにちゃんと何かを感じて育むことができる……昔の大人はそうゆうことを知っていたのかもしれません。
現代の大人たちって子どもを大切にしすぎるあまり、子ども扱いしすぎてたり、子どもの感性を侮っているんじゃないですかね。
未熟だからって、与え惜しみしちゃってるんじゃないですかね。
そのときはわからなくても、ふとしたときに「あー、そうゆうことだったのか」って結びつく伏線って宝物なのに。
わたしは数字では「2」が好きです。
もちろんコンドルのジョー「G2号」だからです(笑)。
2は哀愁が漂う悩ましい数字なんです。