昨日だかニュースでやってた、「セクハラサイコロ」でしたっけ?
教諭が児童に罰を選ぶ際、「セクハラサイコロ」と名付けた手作りのサイコロを振っていたという話です。
各面には「キス」「ハグ」「恋人指切り」「ツバホッペ」などが書かれていたそうです。
こうゆうことは頻繁にあって、そのたびに自分の小学生時代を思い出します。
セクハラサイコロに匹敵するものでは、野球拳がありました。
やきゅうけんはご存知ですよね? じゃんけんで負けた人が一枚ずつ脱いで行くというゲームです。
わたしのクラスでは、帰る前に「終わりの会」というのがありました。
「○○君が宿題を忘れたのが悪かったと思いまーす」「○○ちゃんがお花に水をあげてたのが偉かったでーす」とか挙手をして言い合います。
そして悪いと言われた子たちで罰として野球拳をさせられるのです。
それは小学六年生のときでした。
その当時だって、大柄な女の子はブラジャーをしてましたし、生理もありました。
そうゆう子たちも野球拳をさせられたんですよね。
じゃんけんに負け続けて、下着一枚になって泣き出すと許してもらえるんです。
昔の男の子だって、六年生にもなればエロイことを考えたりしたわけです。
その罰を初めてから何日かすると、脱がせたい子を脱がせられるということに気がつき、「○○ちゃんが○○で悪かったでーす」ばかりになりました。
何日、何週間それが続いたか記憶にないのですが、ある日家に帰ってそれを親に言ったんですね。
それを聞いた父が激怒しましてね、酒の席でよっぱらいがやるようなことを教室でやらせるとはなんたることかと学校に通報したんです。
それでその罰は終わりました。
書いたらきりがないほど、こんなことは日常茶飯事でした。
給食を残したことに激怒した先生が、食後に回収された誰が使ったかわからない皿をもう一度全員に配って、回収された残飯をもう一度配り直してそれを食べさせられたり。
注射針だって使い回していた時代なので、こんなことなんちゃなかったんでしょう。
わたしは他人の食べかけを一口もらうとかできない子だったので、かなりの苦痛でした。
「終わりの会」で「○○ちゃんが○○で悪かったでーす」と言われた子を前に立たせて、クラス全員でビンタするなんていうのもありました。
赤く腫れ上がったほっぺで泣いている子の前に一列に並び、一人ひとりぶっ叩いていくわけですよ。
かわいそうで手加減すると、もっとちゃんと叩けと何回もやらされました。
わたしが通っていたのはごく普通の市立小学校です。
今思えばとんでもないことだらけの毎日でしたが、やっぱり子どもの脳みそだったんですね。
イヤだなぁとは感じても、間違っていると正当な抗議をするとか、親に報告することもありませんでした。
今の子は頭がいいから、ちゃんと親にチクれるのかな。
あれこれ考えることはありますが、それは書かないにします。
昔はこんな程度で育っていましたという話。
ま、同年代の人は大差ないと思いますけどね。