20120228
「わたしは見たのよ!」
こんどはだんなさんがバイク事故に遭いました。
停車中、前方の車がいきなりバックしてきたそうです。
それがいきなりけっこうなスピードで、バイクにぶつかりました。
フロントフェンダーがもげて、カウルにもひびが入りました。
運転していたのは30代くらいの女性で、幼稚園くらいの子どもが同乗していました。
車からおりてきて第一声、「わたしは見たのよ!」と言ったそうです(爆)。
それでだんなさんが「でもいたんだよ」と言ったら、「でもわたしは見たのよ!」。
「いたんだよ。だから、ぶつかったろ」
「でもわたしは見たのよ!!」
たぶん初めての事故だったんでしょうね。
もうパニクっちゃって「わたしは見たのよ!」しか言わなかったそうです。
こりゃムリだなと思っただんなさんが警察に電話したり、バイク屋さんや保険屋さんに電話をしました。
車検証や保険証券を出すとか、それがどこにあるんだか、それがなんなんだかもわからないようで、だんなさんが探してあげたり、教えてあげたりしたみたいです(笑)。
事故は起こしちゃいけないんですが、どんなに気をつけていても事故になるときもあります。
「見たのよ!」は、正しくは「見落としたのよ!」です。
真後ろにいたのに見落とされたら困っちゃうのですが、でもでも人間そうゆう空白の時ってあるんですよね。
子どもさんにも誰にも怪我はなかったことだし、簡単な事故と親切なだんなさん相手に勉強できてよかったんじゃないでしょうか。
経験しない方がいいことですが、初めての事故が人身だったらパニクるどころじゃないでしょうからね。
前がなくなってスースーしたバイクになったのに、だんなさんはぴんぴんしています。
「ブレーキを握ったままだとゴンっとくると思ったから、ブレーキをはなして足で支えたんだよね(俺って上手〜)」
ちょっと鼻が上を向いています。
ブレーキにぎって踏ん張っちゃっていたら、首にきていたかも……ヘルメットって重いし。
タイミングよく(?)わたしのバイクにもリコールの通知がきたので、バイクは修理に出さずに、パーツや道具を持ったバイク屋さんがうちの駐車場に来て直してくれるようです。
10:0で、前面は新品になります。