やっぱりその道のプロってのはすごい! 水泳のコーチは水泳のコーチです。
本日は背泳でした。
ビート板を胸の前で両手で抱えて1本。
ビート板を胸の前で片手で抱え、もう片腕を頭の上へで1本。
逆で1本。
片腕は身体の脇につけたまま、逆の片腕を回して1本。
逆で1本。
自己流なりに背泳は得意ですが、指示を理解するのが難しく、左右同時や交互にせず片腕だけってのも難しい。
脚を5回蹴ったらとか、腕を何回まわしたところで…とか言われると、頭も脚も腕もばらばらで、わたし数えていられるかな? と、身体よりも頭を使います。
そしてその後、あちこちの角度を微調整してくれるのが、もうほんとに「それが知りたかったんです!」なんです。
アゴの角度がこうだから腰がこうなってしまうとか、お腹の角度をこうすると脚がこうなるとか。
スクールの前後それぞれ自由に使える30分ほどの間に予習復習をしています。
教わりたかったことと教わったことがドンピシャだったので、おさらい練習はまったくストレスなく、息があがることなく、途中休むことなく、ずっと30分間泳ぎ続けていられました。
端まで行ってふぅーってしないで泳ぎ続けていられる人を見て、すごいなーすごいなーって思っていましたが、今日わたしも初めてそうゆう人になれました。
「どうぞ先に行ってください」って譲っていたのが逆にそう言われて、これなら人が少ない偉そうなコースでも泳げる(笑)。
なんでも同じですが、下手だといらぬところに不自然な力が入り、小さな動きでちゃかちゃかせわしくなります。
なんとなく上手いっぽく見えるためにそれだけは避けたいので(笑)、思い描く理想は力を抜いてゆっくり大きく、素直で癖のない動作です。
上手か下手かはともかく、どこにもストレス感じることなく、力を抜いてゆっくり大きく泳ぎ続けられるようになれたこと、ゆっくりの方が速度が上がることに感動しました。
1時間教わっただけですごいよね、プロの指導ってほんとすごいよ!
うちのバイトのSちゃんが成長著しいのも、わたしの指導がいいのかな(笑)。
水から上がると、またまた「どうぞ先に行ってください」です。
…陸は苦手!