このブログを読んでくださっている方は、直接メールやラインで感想を送ってくださいます 笑
先日の噛むという記事に対して、
(わたしのことを)噛んでしまってごめんなさいというメールが届きました
以下、それに対してのお返事です
わたしが噛まれたことより、もっと重要なことがあります
イタズラもそうですが、わんちゃんがそうせざるをえない状態にいるということです
何かを訴えている行為です
遊んでやる時間が少ないとか、向き合っているつもりでも、
わんちゃんの心に隙間があるのかもしれないとか、何かあるはずです
何か言いたいことを抱えていても、飼い主さんはわかってやれていないのです
犬はほんとうに頭がいいです
わたしたち飼い主はそれを越えなくては、犬を管理する立場になれません
「うちの子はダメ」と言う人は、自分をダメ人間と言っているに等しいと気づいていません
犬をどうこうしたいという前に、飼い主が姿勢を正すべきとはお客様相手になかなか言えないんですよね
…言っちゃってますけど 笑
しゃべれない犬相手にどう引き出してやれるかは、飼い主の手腕にかかっています
幼稚園児くらいにもなると、自分の考えや気持ちがありますよね
心や頭の中にはいろんなことがあるのに、それを表現したり説明したりするお口が未熟です
言いたいことがあるのにまだまだ語彙が乏しく、う''〜〜〜って思っているうちに、ポカっと手が出てお友だちを叩いてしまうようなことがあります
犬も言いたいことがいっぱいあるんです
意思の疎通がとれず、噛むという短絡的な力技でしか表現できないのではかわいそうです
店舗では、接するのが難しいと思った子は途中で中断し、抱き上げて店の隅のイスに連れて行き話しかけます
「誰も見てないよ、ここでこっそりやろうね♪」と耳元でささやいてあやします
ポロポロ涙をこぼした子もいましたっけ
全員に効く手ではありませんが、なかなかうまくいきます(^^)
言葉がしゃべれないなら、じっくり向き合って、聞いてやって、聞き出してやって、です
犬とだってちゃんと心通う会話ができます
…そうですね、よちよちが活発になる生後25日目にもなると、目と目が合うようになります
それまでただ一方的に投げかけているにすぎない空中をさまよっていたわたしの言葉に、ピコっと気づいてくれるときがあります
そうしたらもう言葉のシャワーです
名前を呼んでやって、気づかせてやって、目を合わせてやって、良い行いをするようにしむけてやって、ほめてほめてアゲアゲにしてやって…
そうして生後1ヶ月で会話が成立します
犬がどれだけ優秀なことか!
それを知らず引き出せていないことが多いので、優秀なわんちゃんなのにもったいないと思うのです
「まだ4ヶ月だからしつけは早いですよね」なんて聞くと、ほんとにがっかり
1ヶ月だって、2ヶ月だって、落ち着いて良い子にできるのに…
ご来店のお客様に「あ、賢い子ですね!」と言うときが頻繁にありますが、それはサービストークでもおべっかでもありません
ちょっと拝借してリードを引くと、1分くらいでさっと変わる子がほとんどです
あぁ、やはり犬は賢いなぁと思う瞬間ですね!
…イコール、飼い主さんは気づいていないんだ…です
「ね、ほら、顔が変わった! 賢いでしょ!」とわたしが言うと、
「こんな表情や姿、初めてみた、なんてかわいいんだろう!」とおっしゃいます
泣き出してしまうかたもときどきいらっしゃいます
なんにも指示しなくても、静かに待っていようと、自分からきちんとお座りしたり、フセたりもします
ベタベタではなく、ある一線を越えた向こう側のかわいさです
過去の経験上、ほとんどの子が3分以内にできています
ご覧になりたいかたは、どうぞご来店くださいませ
わかりやすく平べったく言うと、服を着なくてもしぬことはありません
でも、病院に行って静かに治療が受けられなかったら?
総合的、立体的に考えて、愛していればいるほど、ただのかわいいかわいいではない飼育管理をしたいです
病院も連れていくつもりないし、服を着せてやるつもりもない
そうゆう気持ちの方は、わざわざ当店に買い物に来ませんよね
病院の先生が最高の治療を発揮できる、服屋で特上のサービスを受けられるって、わんちゃんの幸せですよね
できるんです
みんなみんな、みんなできます!